Aboutナノファイバーについて

ナノファイバー

ナノファイバーとは毛髪の百分の一から千分の一、つまりナノ単位の太さを持つ超極細繊維です。
その中でも高分子ナノファイバーと呼ばれる種類は最も多くの可能性を秘めており応用範囲がとても広いです。
特に繊維径を超極細(ナノオーダー)にすると、抗菌性や超微粒子補足性やスリップフローなど通常の太さの繊維にはない新しい機能が出現します。
ナノファイバーはマスク、フィルター、水の浄化、無農薬農業などに利用できる環境に優しい素材です。

Nature性質及び用途について

▶︎超比表面積効果
単位重量当たりの表面積は、繊維化して、細くすればするほど飛躍的に大きくなります。このことから「分子認識性」、「吸着特性」等に優れた性質を持つようになるので、バイオフィルター、センサー、燃料電池電極材などへの利用が可能です。

 

▶︎超比表面積効果
ナノサイズの太さを持つことから生じる効果で「流体力学特性」、「光学特性」等が生み出されます。これにより、圧力損失が低いのにサブミクロン微粒子を完全に補足できる超高性能フィルター、また、ナノファイバーの直径が光の波長より短いことから光の乱反射が減少し、透明度の高い繊維が作り出されるので、光透過性の優れた電子ペーパーなどへの利用が可能です。

 

▶︎超分子配列効果
高分子鎖がまっすぐ並ぶことから生じる効果で「電気的特性」、「力学的特性」、「熱的特性」等が生み出されます。導電性の原子や分子を規則正しく配列すれば、非常に導電性に優れた繊維ができるのでモバイル燃料電池などへの利用が期待されます。また、高分子鎖が真っ直ぐなことから、非常に高強度に、また構造が緻密になることから大幅に耐熱性が向上します。「軽・薄・短・小」が必要な分野での高機能複合材料への利用が可能です。

Method製造方法

溶融式紡糸製造装置(MODEL:KNTタイプ)を使いナノファイバーを製造します。この装置は高分子樹脂を溶融して微細ノイズより高圧で噴出し長繊維を量産する装置です。ポリマーの材質により500~900nmの繊維を製造することができます。

 

Company製造会社

商号 関西電子株式会社
ホームページ https://www.kansaidenshi.co.jp/index.php
設立年月日 昭和43年2月21日
資本金 1,000万円
所在地 【東京本社】
東京都大田区大森南4丁目6番15号テクノFRONT森ケ崎208号・509号
【南相馬研究センター】
福島県南相馬市小高区飯崎字南原65番地の1
【大阪営業所】
大阪府豊中市本町3丁目15番地14号

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